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家族療法シリーズ 2
「MRIコミュニケーション派の理論と技法」

本講座は定員に達したため、以降のお申込みは「キャンセル待ち」となります。(3月4日)




講師からのメッセージ

家族療法は、関係性を重視するシステム理論を基礎にしながら、家族のどの側面からアプローチするかによって学派が分かれています。

今回のシリーズ「家族療法」で私が担当するMRIコミュニケーション派の理論は、米国に西海岸のパロアルトにある Mental Research Institute で開発され、いわば「元祖」ブリーフセラピーとして有名な理論です。

その特徴は、困難や問題に対する解決努力の試みと問題や症状の悪循環を見立て、そこに効果的に介入するというものです。

この悪循環システムへの着目と介入スキルは、家族療法に限らず個人療法、さらにはセラピーを超えた教育その他の現場実践、対人関係上の困難、社会的対立関係などの理解や支援にも有用です。

今回は、私なりの切り口を通じて、その基本的な考え方と援助実践への活用の仕方を、一緒に学んでいきたいと思います。


参加お申し込みはこちら
日  時 2018年4月22日 10時15分~17時00分  
  内  容   1.MRIコミュニケーション派家族療法の考え方
 (1)発展の歴史(講義)
 (2)コミュニケーション理論(講義)
 (3)鍵概念とセラピーのプロセス(講義)
 (4)事例と介入技法(講義・演習)
2.MRIコミュニケーション派家族療法の実習(ロールプレイなどを通じて)
3.コミュニケーション派のその後の発展と統合的アプローチ(講義)
 
講  師 藤田博康先生
駒澤大学文学部心理学科教授。統合的心理療法研究所(IPI)研究員。京都大学教育学部教育心理学科卒業、カウンセリング修士(筑波大学)、教育学博士(京都大学)。家庭裁判所調査官、最高裁判所在外研究員、MRIブリーフセラピーセンター研修員、公立学校スクールカウンセラー、帝塚山学院大学大学院人間科学研究科教授、山梨大学大学院教育学研究科教授等を経て、現職へ至る。
<主な著書・共著>
 ○ 「非行・子ども・家族との心理臨床」(誠信書房)
 ○ 「親の離婚と子どものリジリエンス/2017年5月・6月・7月号」(金子書房)
 ○ 「共感、介入、変化の新たな位置づけ」(心理臨床学研究27-4)
 ○ 「ロールプレイによるカウンセリング訓練のかんどころ」(創元社)
会  場 日比谷図書文化館4F小ホール(東京都千代田区日比谷公園1-4) 地図はこちら
定  員 50名程度(お申込み順)
参 加 費 4000円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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