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家族療法シリーズ 4
リフレクティング・プロセスの不易流行

本講座は定員に達したため、以降のお申込みは「キャンセル待ち」となります。(7月15日)


講師からのメッセージ

「いくらかの人々は、リフレクティング・プロセスをあまりに安易に扱っているように思う。残念なことだ。それはとてもシンプルなので、すぐに始められると思ってしまうのかもしれない」。Tom Andersen の言葉です。

一方で彼は、「ひとたび我々が、内なる会話と外なる会話とのあいだのうつしこそ大切な要素である、との考え方を理解するなら、これらのプロセスを多様なやり方で、さまざまな文脈において立ち上げることができるだろう」とも述べています。

まさしく不易流行。「この二つに究まり、その本一つ也」と感じます。

本研修では、リフレクティングの成り立ちと基本をあらためてなぞり、その不易なるものを踏まえたうえで、さまざまな文脈に応じたリフレクティング・トークの柔軟な構成について検討してみたいと思います。

願わくは、参加者の皆さん各々の現場において、いかなる変化を生じ、風をあらたにしていくことができるか、ともに考えていく機会となりますように。


参加お申し込みはこちら
日  時 2018年8月25日 10時15分~17時00分  
  内  容   1.リフレクティングの成り立ちと基本
2.さまざまなリフレクティング・トーク:リフレクティング・ポジションを形づくる
3.Tom Andersen のあり方
4.あなたの現場でリフレクティングを活用する
5.ワーク:リフレクティング・トーク
 
講  師 矢原隆行先生
熊本大学大学院社会文化科学研究科教授
<著書>
 ○ リフレクティング: 会話についての会話という方法(ナカニシヤ出版)
 ○ 家族療法テキストブック(金剛出版)
 ○ ナラティヴ・アプローチ(勁草書房)
 ○ ナラティヴからコミュニケーションへ(弘文堂)
 ○ 新版:構築主義の社会学(世界思想社)
<訳書>
 ○ 会話・協働・ナラティヴ(金剛出版)
 ○ アクティヴ・インタビュー:相互行為としての社会調査(せりか書房)
会  場 日本橋公会堂 第3・4会議室(東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1) 地図はこちら
定  員 60名程度(お申込み順)
参 加 費 4000円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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【家族療法シリーズ/今後の日程】
 10月28日 「言葉がこころをつくる」 児島達美先生
 12月15日 「もっと会話を続けよう3」 国重浩一先生・安達映子先生