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平木典子先生の
家族システムアプローチとナラティヴアプローチの統合
~技法と技法をつなぐ試み~

本講座は定員に達しましたので、以後のお申込みは「キャンセル待ち」となります。(12月10日)


家族システム・アプローチ(家族療法)が追求してきた関係性を中心とした支援と、ナラティヴ・アプローチが目指す言語が構成する「現実」という視点からの支援は、今や個人療法、家族療法、集団療法といった心理療法の形態の違いを超えて、医療・福祉・教育・産業・司法などの領域で行われている心理支援に不可欠な支援法を示唆しています。

本研修では、個人の心理、関係の心理、そして言葉がつくる現実(文化)を生きる人の人生を支援するために、二つのアプローチから、技法の統合を試みたいと思います。


参加お申し込みはこちら
日  時 2020年1月19日( 10時15分~17時00分
内  容 (1)家族合同面接のロールプレイを通して、家族療法の技法「多方向への肩入れ」を体験的に学ぶ。
(2)家族合同面接のロールプレイを通して、家族療法が開発し、ナラティヴ・セラピーに引き継がれているリフレクティングを試み、支援の本質を探る。
【参加者が次の書籍を読んでいることを前提に進めます】
 ○ 家族の心理-家族への理解を深めるために(サイエンス社)
講  師 平木典子先生
統合的心理療法研究所(IPI)顧問。津田塾大学学芸学部英文学科卒業、ミネソタ大学大学院カウンセリング心理学専攻修士課程修了。立教大学カウンセラー、日本女子大学人間社会学部心理学科教授、跡見学園女子大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻教授、東京福祉大学大学院心理学研究科教授を経て現職に至る。
<主な著書・共著>
 ○ 新版 カウンセリングの話(朝日選書)
 ○ 改訂版 アサーション・トレーニング(日本・精神技術研究所)
 ○ 改訂増補 心理臨床スーパーヴィジョン(金剛出版)
 ○ がまんをやめる勇気(海竜社)
 ○ 日本の夫婦(金子書房)
 ○ 日本の親子(金子書房)
 ○ 家族との心理臨床(垣内出版)
 ○ 家族の心理-家族への理解を深めるために(サイエンス社)
 ○ 家族を生きる-違いを乗り越えるコミュニケーション(東京大学出版会)
 ○ 文脈療法の理念と技法-ナージ理論の真髄を探る(金子書房)
 ○ アサーションの心-自分も相手も大切にするコミュニケーション(朝日新聞出版)
 ○ ビジネスパーソンのためのアサーション入門(金剛出版)
会  場 月島区民館 5号室 (東京都中央区月島2-8-11) 地図はこちら
定  員 60名程度(お申込み順)
参 加 費 4000円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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