◄ Home

日笠摩子先生の「解決指向フォーカシング療法」
~ 深いセラピーを短く、短いセラピーを深く ~

本講座は定員に達しました。以降のお申込みは「キャンセル待ち」となります。(2月13日)

日笠先生からのメッセージ

解決指向フォーカシング療法(SOFT)は、その略称の通り、ソフトな解決指向の介入です。

フォーカシングは「まだことばにならない感覚に」やさしく受容的にふれていく方法です。行き詰まりにこそ、次のステップが含意されていることを仮定して、次の一歩を探していく方法でもあります。

バラ・ジェイソンは、フォーカシングの訓練を受けた上で、解決指向療法に出会った瞬間から、この二つを組み合わせた本を書こうとひらめいたそうです。前向きの変化を求める同じ方向を、認知レベルでの取り組みと感情や身体感覚レベルでの取り組みで相補う方法だからです。

私は、自助的な方法としては、フォーカシングの自然さと穏やかさが大好きです。しかし、臨床の中で解決を求めてもがいている人たちには、もっと強力な方法を提供したくなることもしばしばでした。そのバランスのいい組み合わせが「解決指向フォーカシング療法」にはありました。

今回は、まずフォーカシングを体験していただいた上で、解決指向の介入を、クライエントが納得できるよう、フェルトセンスに響かせながら使っていくコツをご紹介したいと思っています。

参加お申し込みはこちら
日  時 2014年3月16日 午前10時15分~午後5時00分  
  内  容   <午前>
 (1)フォーカシングをやってみよう
   フェルトセンス・フォーカシング的態度・表現と共鳴
 (2)フォーカサーに共感を教えてもらう方法
   傾聴の中で起こるフォーカシング
 
<午後>
 (3)解決指向の介入のいくつかの確認
   例外の質問・解決イメージ・スケーリングなど
 (4)2段階教示:いろいろな介入をフォーカシング的に
 (5)まとめ
全体を通して、小実習・小グループでの体験学習・できればデモンストレーション・質疑応答を交えて、参加型で実施します。
講  師 日笠摩子先生
大正大学 人間学部 臨床心理学科 教授
フォーカシング研究所 コーディネーター
主な著書・訳書
○ フォーカシングはみんなのもの - コミュニティを元気にする31の方法
○ 解決指向フォーカシング療法 - 深いセラピーを短く・短いセラピーを深く
○ パーソン・センタード・セラピー - フォーカシング指向の観点から
○ フォーカシングワークブック - 楽しく、やさしい、カウンセリングトレーニング
○ フォーカシングとともに(3) 心理療法・瞑想・奇跡
○ フォーカシングとともに(2) フォーカシングと心理療法
○ フォーカシングとともに(1) 体験過程との出会い
○ セラピストのためのフォーカシング入門
○ いのちとこころのカウンセリング - 体験的フォーカシング法
○ やさしいフォーカシング - 自分でできるこころの処方
○ フォーカシング指向心理療法(下) 心理療法の統合のために
○ フォーカシング指向心理療法(上) 体験過程を促す聴き方
会  場 セシオン杉並・視聴覚室(杉並区梅里1-22-32) 地図はこちら
定  員 40名程度(申し込み順)
参 加 費 4,000円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
参加お申し込みはこちら