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白木孝二先生の
PTMF(パワー・脅威・意味のフレームワーク)



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日  時 2021年8月21日( 13時~17時
解  説 PTMF(Power Threat Meaning Framework:パワー・脅威・意味のフレームワーク)は、精神科診断に基づく伝統的・主流の医療・治療モデルへの代替アプローチ(従来とは異なった、取って代わる選択肢として)として、これまでの研究と実践(エビデンス)を基にして、イギリスの専門家(心理士など)と利用者の協力によって研究され、2018年にまとまった形となりました。
メンタルヘルスや刑事司法制度と接点を持つ人々(当事者、利用者)だけでなく、問題や困難の軽重に関わらず、私たち全員にも適用される、画期的でありながら極めて理にかなった、新しい理解と支援のフレームワーク(枠組み)です。
オープンダイアローグ、トラウマ・インフォームド・ケア、あるいはナラティブセラピーなどの哲学と臨床姿勢を包含、強化する新たなパラダイムとして、心理・精神的な苦悩、問題とされる行動、社会的な困難への新たな理解、支援、改善と改革の基本的枠組みとして期待されています。
内  容 <前半>
 ① PTMFの研究開発の背景
 ② 心理的苦悩、行動的問題の医学(生物学)モデルと社会、心理モデル
 ③ PTMFの基本的考え方 Power, Threat, Meaning, Treat Response
 ④ Core Needs 中核的ニーズ
<後半>
 ⑤ PTM Framework の基本的質問
 ⑥ PTMFの臨床姿勢(医学的治療モデルとの対比)
 ⑦ 個人(脳)から、関係性、ネットワーク、文化や社会への視野の拡大
 ⑧ PTMFと他のアプローチの共通性と差異
講  師 白木孝二先生
Nagoya Connect & Share 代表。RDI® Program Certified Consultant。
臨床心理士。名古屋市児童福祉センターを経て、2007年より現職へ至る。
<経歴>
 1991年 BFTCで Steve de Shazer と Insoo Kim Berg から指導を受ける
 1997年~2002年 日本ブリーフサイコセラピー学会 常任理事
 1999年 日本ブリーフサイコセラピー学会より学会賞受賞
 2005年 RDI® Program Certified Consultant 資格取得
 2016年~ Open Dialogue Network Japan (ODNJP)運営委員
 2017年~ NPO 法人ダイアローグ実践研究所(DPI)理事
 2019年~ 琉球ダイアローグ・プロジェクト(RDP)専任講師
会  場 ZOOMの会議室
(1)事前に参加者にのみアドレスとパスコードを伝えます
(2)パソコンかタブレットでのみ参加可能です(スマホは不可)
(3)ZOOM初心者向けの練習会(希望者のみ)を行います
定  員 50名程度(お申込み順)
参 加 費 3000円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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