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日笠摩子先生の
心理療法の核としてのフォーカシング
~ 小グループ・トレーナー付/まず自分で体験してみよう ~

本講座は定員に達したため、以降のお申し込みは「キャンセル待ち」となります。(9月15日)

日笠先生からのメッセージ

フォーカシングは、心理療法を通して変化していくクライエントが内的に行っているプロセスです。クライエントの内的変化プロセスという意味で心理療法の核・要です。このプロセスを発見し、フォーカシングと命名したジェンドリンはそれを促す技法も工夫し、それもフォーカシングと呼びました。フォーカシングを促す介入は、解決指向をはじめとする様々な心理療法と容易に組み合わせて、より効果的に変化をもたらします。

フォーカシングは内的プロセスであることもあり、体験的理解が必要です。本を読んだだけ、話を聞いただけ、ではわからないという声もしばしば聞きます。そこで今回は、まず自分自身をクライエントの立場におき、フォーカシングを体験することを主眼にした研修を企画しました。

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日  時 2021年10月30日( 13時00分~17時00分
ね ら い フォーカシングのプロセスが心理療法の核となることを理論的かつ体験的に理解し、臨床に活用するための展望を得る。
方  法 (1)講義と全体でのミニ実習を通し、フォーカシングの基本要素(フェルトセンス・フォーカシング的態度・表現と共鳴・進展)を理解する。
(2)小グループにブレークアウトし、フォーカシング・トレーナーにガイドされて1対1でのフォーカシング・セッションを直接体験してもらう。
今回の研修では、多くの参加者がフォーカシングを体験できるよう、アシスタントとして4人のフォーカシング・トレーナーが参加します(6人組×5グループ=定員30名)。
内  容 (1)オリエンテーションとグループ分け
(2)フォーカシング発見の歴史の講義:心理療法の核であることを理解するために
(3)フォーカシングの基本をミニ実習を交えて体験的に理解する
 ・フェルトセンス
 ・フォーカシング的態度
 ・表現と共鳴
 ・進展
(4)小グループでガイドされてのフォーカシング体験とその観察学習
(5)臨床に活用するための展望:FAT(フォーカサーに共感を教えてもらう方法)
講  師 日笠摩子先生
大正大学名誉教授。国際フォーカシング研究所認定コーディネーター。臨床心理士。1985年、東京大学大学院教育心理学博士課程満期退学。1991年~1997年、二松学舎大学講師兼学生相談室カウンセラー。1997年~2021年、大正大学臨床心理学科・大学院教授。カウンセラーとしての再教育の過程で1993年に故村瀬孝雄先生とフォーカシングと出会い、フォーカシング研究所のワークショップや国際会議等に積極的・継続的に参加。1996年より近田輝行氏と共に故村瀬先生を引き継いでフォーカシング研修を担当。
<著書・訳書>
 『セラピストのためのフォーカシング入門』(金剛出版)
 『フォーカシング・ワークブック』(日精研)
 『フォーカシングはみんなのもの』(創元社)
 『フォーカシング指向心理療法』(金剛出版)
 『解決指向フォーカシング療法』(金剛出版)
 『マインドフル・フォーカシング』(創元社)
会  場 ZOOM会議室
(1)参加者にのみZOOM会議室のアドレスを連絡します
(2)パソコンかタブレットでのみ参加可能です(スマホは不可)
(3)ZOOM初心者向けの練習会(希望者のみ)を行います
定  員 30名限定
参 加 費 4000円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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