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津川秀夫先生の
エリクソニアン・アプローチ入門


講師からのメッセージ

「20世紀最大の臨床家」とも「ミスター催眠」とも称されるミルトン・H・エリクソン。エリクソンはブリーフセラピーの誕生と発展に大きな影響を及ぼしました。この研修会では、エリクソンの人となりの紹介をはじめ、エリクソニアン・アプローチの実際について初歩からお伝えしていきます。

エリクソンの臨床について学ぶには、①催眠誘導や催眠現象、②エリクソンの症例研究、③メタファーなど特定の技法、④トラウマや疼痛など特定症状への対応法、⑤エリクソンのライフヒストリー、など様々な入口があります。通常、私がエリクソニアン・アプローチについて伝えるときに催眠から始めることが多いのですが、オンラインのワークショップでは流石にそれはできません。そこで、今回は催眠を用いないエリクソンのセラピーに焦点をあてて、どのように見立てどう関わるかという「アセスメントと介入」について、そして「利用アプローチ」について取り上げます。また、誤解されがちな逆説(パラドックス)についてもその原則を理解し使えるようになってほしいと考えています。

ミルトン・エリクソンに関心のある方はもちろん、既存のブリーフセラピーの源流に触れたい方、日々の臨床をもっと柔軟に進めていきたい方、等々のご参加をお待ちしています。

参加お申し込みはこちら
日  時 2022年9月4日( 13:00~18:00
内  容 ①エリクソニアン・アプローチ概論
②自然アプローチ・利用アプローチ・間接的アプローチ
③アセスメントと介入の実際
※90分×3コマ(途中10分休憩)
※ブレイクアウト・ルームによるワーク(2~3人)が複数回あり
講  師 津川秀夫先生
吉備国際大学心理学部心理学科教授。公認心理師、臨床心理士。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。精神科クリニック、区立教育研究所を経て現職に至る。日本ブリーフサイコセラピー学会理事。2005年から2014年まで「ブリーフサイコセラピー研究」誌編集長。
<著書>
『ミルトン・エリクソンの催眠療法入門』(訳,金剛出版,2001)
『認知行動療法とブリーフセラピーの接点』(共編,日本評論社,2014)
『ポジティブ認知行動療法』(監訳,北大路書房,2015)
『ブリーフセラピー入門』(共編,遠見書房,2020)
『臨床力アップのコツ』(共編,遠見書房,2022)
会  場 Zoom会議室
・参加者にのみZoom会議室のアドレスをお伝えします
・パソコンかタブレットでのみ参加可能です(スマホは不可)
・希望者を対象にZoom初心者向けの練習会を行います
定  員 最大60名
参 加 費 3500円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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