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津川秀夫先生の
エリクソニアン・アプローチ入門 Part3


講師からのメッセージ

ミルトン・H・エリクソン(1901-1980年)は、卓越した臨床実践から「心理療法界のモーツァルト」「ミスター催眠」と称されました。エリクソンの臨床は、クライエントの独自性を尊重し、リソースや強みを活かすことを特徴とします。彼のアプローチは、催眠領域に留まらず、家族療法やブリーフセラピーの発展に大きな影響を及ぼしました。

当会での研修は今回で3回目となります。Part1では利用(utilization)を基礎とした「アセスメントと介入」について、Part2では間接暗示の代表である「メタファー」についてお伝えしました。そして今回Part3は(初めて参加する方も大丈夫なように)エリクソニアン・アプローチの基本姿勢をおさらいし、それからエリクソンの真骨頂の一つである「暗示」について取り上げていきます。まず暗示の基本原理を体験的に理解し、それに基づいて不安とうつへの関わり方について見ていきましょう。

時間が許せば、トランスとマインドフルネスの異同についてもお話します。

ミルトン・エリクソンに関心のある方はもちろん、クライエントのリソースを活かす臨床を志向している方、日々の臨床をもっと柔軟に進めていきたい方、等々のご参加をお待ちしています。

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日  時 2025年6月22日( 13時00分~18時00分
内  容 1.エリクソニアン・アプローチ概論
2.暗示の基本原理:観念運動・観念感覚現象
3.トランス現象としての問題・症状
4.うつと不安の理解と対応
※90分×3コマ(途中10分休憩)
※ブレイクアウト・ルームによるワーク(2~3人)が複数回あり
講  師 津川秀夫先生
吉備国際大学心理学部心理学科教授。公認心理師、臨床心理士。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。精神科クリニック、区立教育研究所を経て現職に至る。日本ブリーフサイコセラピー学会理事。ブリーフセラピー・ネットワーク・ジャパン理事。「ブリーフサイコセラピー研究」誌編集長。高梁市教育委員会いじめ問題対策連絡協議会委員長。
<主な著書>
『ミルトン・エリクソンの催眠療法入門』(訳,金剛出版,2001)
『認知行動療法とブリーフセラピーの接点』(共編,日本評論社,2014)
『ポジティブ認知行動療法』(監訳,北大路書房,2015)
『ブリーフセラピー入門』(共編,遠見書房,2020)
『臨床力アップのコツ』(共編,遠見書房,2022)
会  場 Zoom会議室
・開催日2日ほど前に参加者にのみZoom会議室のアドレスを伝えます
・パソコンかタブレット端末でのみ参加可能です(スマホはサポート対象外)
・ブレイクアウトルームではカメラを点けてください
定  員 60名程度
参 加 費 3500円
主  催 NPO法人 日本ソリューショントーク協会
ブリーフセラピー研究会
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